松原の家「2世帯住宅」
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松原の家3コンセプトや設計のポイント松原の家5

この住宅は、松原寺の埋蔵文化財指定区域に隣接し、大和川にも近く、春には、隣の下水処理
場の桜が満喫できる立地にあります。
平面的には、施主の希望でもあった和室10帖と居間を、連続した一体の空間とする事で、各行
事に必要なスペースを確保し、和室10帖には広縁を、居間には格子の雨戸(通風を兼ねた)を
設け、機能的にも、視覚的に空間に変化を持たせるよう配慮しました。
老人同居のための和室6帖(閉塞感を与えないよう縁側を設ける)と、トイレ、浴室との関係、さらに
、中庭を設け、自然の通風、採光に配慮しつつ、プライバシィーの確保に努めました。
和室、居間の開口部は、建物外壁線より1,5M控えた緩衝空間を設け、和らいだ光を取り入れ
るようにしました。
混構造の特徴であるコンクリートの材質感と、木構造の木の材質感を生かして構成された空間が、
玄関ホールに顕われています。
湾曲したコンクリートの壁、片持ちの階段スラブ、杉板貼の化粧タイル、木天井、3次元曲線の階段
木製手すりによって構成された空間は、最も力を注いだところの一つです。
外観的には、1階のコンクリートの材質感と、2階の鶯色の外壁のコントラストが印象的です。
和室に面した外壁に、窟たれた円状の開口が、ファサードの直線的構成と対照的であり、この住宅
のシンボルとなっています。
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