備前の家木と土と中庭の住まい
備前の家内部の生活をしのばせながら、黒い壁に囲ま
れた静かなたたずまい
所在地備前市
構造規模木造2階建
敷地面積443.77u
延床面積1F 83.24u
2F 37.90u
TOTAL 121.14u
家族構成夫婦
備前焼窯元の若い長男夫婦の家。
敷地は街路側から店舗、母屋、工房、登り窯、割木小屋、陶土置場、駐車
場などが、奥へ奥へと続く広い敷地の一番奥で、三方を里道と畑に囲まれてい
る。
ここに黒い塀をめぐらし、周辺との関係を断つことで、より密度の濃い空間をつく
ろうとした。
中庭を中心にタタキの土間、アトリエ、テラス、板の間の居間、ベランダ等を、
一体感を高めるよう計画するとともに、細長い玄関、中廊下、ベランダでつながる
2階の予備室などを、それぞれの空間に適度な距離感をもたらすよう配置した。
建物を外界から隔別する黒い塀はガルバリウム鋼板とし、内部は、土、木、シナ
ベニヤといった材料で、備前焼のもつ枯淡で素朴な自然の美と融合する空間
をつくりだした。
戻る